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スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!
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先日、SGTで昨年までコンビを組んでいた坂本選手からの依頼で横浜のreal Directionさん
というショップのイベントに行ってきました。

その、イベントとはハーバーサーキットというインドアカートを使っての走行会。



どうです? ちょっと本格的でしょう?
鈴鹿みたいに立体交差もあります。
これインドアなんでお天気関係なし。
カートのエンジンは270ccのホンダ製4ストローク。
しかし、パワーはそれほどなく最高速は50km/hぐらい。
ただし、遊園地のカートよりは速いですよ、さらに本格的な操縦性があります。
つまり、アンダー、オーバー、そしてニュートラルステアー。
これらのハンドリング傾向が乗り手のアクションによって、はっきりと現れます。
それを、利用するか出さないようにするか、ケースバイケースで使い分ける。

でも、ボクも坂本も苦戦しました。
カートの全日本トップクラスでも初めて来たときは25秒を切れず帰るそうです。
ボクは25秒フラット、坂本は24.6秒まで行きました。
でも、主と自分たちで言っている常連さんは23秒台で走っていました。トホホ…。

タイムはタイムとして、走り終わったあと二の腕がパンパンになります。
適度にハンドルが重いことと、休む暇がないのです。
お互いにこれオフトレにいい! ということでまた行くつもりです。

誰でもとっても手軽にできるモータースポーツなので皆さんもぜひ。
女性も子供もOKです。まぁホームページを見てから行くのが良いです。
ドイツではシューマッハも経営しているそうです。
http://www.harbor-circuit.com/
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ついにリコールになりましたね。
気になるのは、技術的な発表がないことです。
何をどう直すのか?

何故、旧型は対象外なのか?

で、いろいろ調べてみました。
旧型(2世代目まで)と新型(3世代目)のブレーキシステムは
違っていました。

新型はアドヴィックスというサプライヤーとトヨタの共同開発で、
主に軽量化(コンパクト化)とコストを抑えることを目的に開発されていました。
従来のものは、同じバイワイヤでも電源が落ちてしまったときに
キャパシタ(コンデンサの大きなもので一時的に電気を蓄えます)に切り替えて
バックアップを行うという方式のものでした。
しかし、軽量化、低コスト化を目的にこのキャパシタを無くし、
もっとシンプルなシステムで対応できるようにしました。

さらに、ブレーキの制御にかかわるソレノイドバルブを低コストなパーツに
変更して汎用のESC(横滑り防止装置)と協調できるようにしました。
これも、つまり低コスト化と軽量化です。

これらの変更は試乗会の技術説明などでもなかったように思います。
ボクの聞き逃しかも…なのですが。
ただ、ボクはほとんどの技術説明会をXactiで収録してあるので、
時間のあるときにプリウスのを開いて見直そうと思います。

で、調べていくうちにプリウスがインサイトに対抗して安く造る努力の
跡が見えてきます。
ただ、安売りしたわけではないのですね。

今回のリコール、プログラミングの変更で解決するのかよく観察したいと思います。

イチバン気になるのは、
旧型まではブレーキの制御コントロールにリニア・ソレノイドバルブという
高級スポーツカーなどにも使われるソレノイドバルブを使っていたのですが、
新型からはABSやESCと協調させるために制御性能の低いソレノイドバルブを使っていて、
まさに今回の問題はそのあたりの制御をプログラミング変更だけでどこまで解決できる
のだろうかということです。

やっぱり、対策前と対策後、さらに旧型にも試乗してみたいですね。
数年前の三菱自動車の問題のときと
マスコミを含めた(政府も)対応にかなり差があるように感じる。
確かに、あのときの不具合と今回の問題の危険度には差があるのだが、
政治の対応も含めてこの国はいったいどうなるのだろう?
という不安を感じる。

ところで、プリウスのブレーキ問題は以前から時々耳にしていた。
でも、これは世の中にABSが普及し始めたときと同じようなレベルのこと、
と思っていた。

つまり、氷上など極端にμ(ミュー)の低い路面で車輪をロックさせないために
一時的に空走状態が発生することだ。
ボク自身、あの頃のABSにキモを冷やしたことは何度もある。
しかし、当時それを欠陥とは考えなかった。
それは、それ以上に舗装路での安全性が確保されていることが確実だから。
これらのことは、時間を追うごとに改善されてきた。

あの頃のABSが舗装路での急務だった安全の代償なら、
今回はエコロジーの代償として起きた不具合と思われる。
ただ、新型にのみ起きていることに疑問を感じるが、
可能な限り回生(発電)を優先した結果かもしれない。
ということは、改善が燃費に影響する可能性もあるかもしれない。
まぁ、あっても微々たるものだろうが

実際、ボク自身プリウス試乗中にそのような不具合を一度も感じたことはない。
ボクの新型プリウス試乗距離は約1500km、延べ2週間に及ぶ。
旧型に関してはおそらく3000km以上は試乗しているだろう。

すでに1月からのモデルではコンピューターのプログラミングを変更して対策済みとのことなので、
対策前のモデルと対策後のモデルを持ち出し、富士スピードウェイのモビリタ等で不具合の再現を行う試乗会を開催していただきたいと感じた。

それらのことをきちんと報告することが我々モータージャーナリストにとっても義務であると感じるのだ。
GAORA(ガオラ)で放送しているインディーカーシリーズの
遅い新年会が先週末あり、行ってきました。

といっても大阪での生放送以外は
プロデューサーとアナウンサーとボクの3人で
いつも番組を収録しています。

つまり、この3人と
さらに陰で支えていてくださる非常に近しいファンの方
を交えた合計6人の小宴会を、
なんと後楽園ラクーアというところで開催しました。



夜の後楽園ってまるでディズニーランドのようですね。
知らなかった…。
今、20代だったら…と夢想しました。(何を?)

さて、後日同席した方から懐かしい写真をいただきました。



これ、ツインリンクもてぎ初のオーバルレース(つまり日本初のオーバルレース)
1998年のバドワイザー500を走るボクです。

宴会の席上、先日米国のチームからまたインディ500を走らないのか?
というハナシがあったことを話すと
全員が、また挑戦しましょうよ!
と盛り上げるやら、囃し立てるやら!

今年の5月はニュル24時間に出場する予定なので無理です
と、まんざらでもなさそうなボク?!

いやはや、でも本当にもう一度、挑戦してみたいような気になっているから
レースカードライバーは止められないのです。

夕刻の八ヶ岳です。西日で赤みがかかり、胸が躍りました。
なぜか、感傷的な気分になるものです。
でも、心が洗われるような…。




こちらはピラタス蓼科リゾートです。
マイナス11℃の極寒ですが、風がなく晴天なので
スキーにはもってこいのコンディション。



樹氷も美しいのですが、もし自分ひとりでここに居るとすれば寂しいですね。
特に、スキーはオフのトレーニングなので大抵一人で行きます。
もちろんこの日も。 だから、ちょっと寂しいはずですが…、
この写真を撮ったときのボクの心はウキウキです。



ただし、写真撮影には苦労します。




2日間のスキートレーニングでもう下半身は自分のものではないよう。
筋肉痛にはBCAA(分岐鎖アミノ酸)です。
プロテイン持参だったのでガンガン飲みました。
しかし、それでも痛い!!!




使用したクルマはレガシィ・ツーリングワゴン。
フルタイム4WDはやっぱり凄い!
どんな道も選ばない。


来週も寒くなるそうなので、トレーニングに励もうかと…。









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プロフィール
HN:
ヒデちゃん
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/22
職業:
レーシングドライバー&モータージャーナリスト
趣味:
健康 ゴルフ
自己紹介:
INDY500など海外のレースでも活躍し、現在もスーパーGTを戦う55歳のプロ・レーシングドライバー。
そして、自動車専門誌などに執筆するモータージャーナリスト。
さらに、浄土真宗・本願寺派 僧侶でもある。
この年齢(55歳)にして、いまだトップレベルのレーシングドライバーを保つため、自身が日ごろ行っている健康管理をスローエイジングと名づけ、その広報活動を講演などで行っている。
まだまだ進歩する55歳だ。

日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
ワールドカー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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