スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!
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数年前の三菱自動車の問題のときと
マスコミを含めた(政府も)対応にかなり差があるように感じる。 確かに、あのときの不具合と今回の問題の危険度には差があるのだが、 政治の対応も含めてこの国はいったいどうなるのだろう? という不安を感じる。 ところで、プリウスのブレーキ問題は以前から時々耳にしていた。 でも、これは世の中にABSが普及し始めたときと同じようなレベルのこと、 と思っていた。 つまり、氷上など極端にμ(ミュー)の低い路面で車輪をロックさせないために 一時的に空走状態が発生することだ。 ボク自身、あの頃のABSにキモを冷やしたことは何度もある。 しかし、当時それを欠陥とは考えなかった。 それは、それ以上に舗装路での安全性が確保されていることが確実だから。 これらのことは、時間を追うごとに改善されてきた。 あの頃のABSが舗装路での急務だった安全の代償なら、 今回はエコロジーの代償として起きた不具合と思われる。 ただ、新型にのみ起きていることに疑問を感じるが、 可能な限り回生(発電)を優先した結果かもしれない。 ということは、改善が燃費に影響する可能性もあるかもしれない。 まぁ、あっても微々たるものだろうが 実際、ボク自身プリウス試乗中にそのような不具合を一度も感じたことはない。 ボクの新型プリウス試乗距離は約1500km、延べ2週間に及ぶ。 旧型に関してはおそらく3000km以上は試乗しているだろう。 すでに1月からのモデルではコンピューターのプログラミングを変更して対策済みとのことなので、 対策前のモデルと対策後のモデルを持ち出し、富士スピードウェイのモビリタ等で不具合の再現を行う試乗会を開催していただきたいと感じた。 それらのことをきちんと報告することが我々モータージャーナリストにとっても義務であると感じるのだ。 PR
無題
プロの松田さんの書き込みでトヨタの言う「システム上云々」がどういうことかよくわかりました。
プリウスのブレーキ問題は、急激に乗る人が増えたことも問題を大きくしたのではないでしょうか。普通の人にとってブレーキは踏めば効くものだと思ってますから。 とはいえ、これだけ大きく問題になってしまったので、トヨタには素人ドライバーの身になって対応してほしいです。
>しろうさぎ☆さん
ハイブリッド車はブレーキを踏んだとき、
高速時やよほどの急ブレーキ、そしてABSが作動しない限り「回生」といってモーターで発電をさせます。 このときのモーター発電による抵抗をブレーキ代わりにしているのです。 普通のクルマなら油圧ブレーキが作動して運動エネルギーを熱エネルギーに変換して減速しますが、ハイブリッド車は捨ててしまっていた熱エネルギーを電気に変換して減速しているのです。そして、その電気をバッテリーに蓄電して、加速時など必要なときに取り出して走ります。 つまり、熱エネルギーにして捨てるのはもったいない、という考え方です。 実は、電車もこの回生を行っています。 ただ、回生だけで停止させるにはドライバーの望むリニアな制動が得られないため、どこかのタイミングで油圧ブレーキにバトンタッチさせます。 今回は、そのタイミングのずれがABSなどが作動する状況に陥った時に大きくなる、ということだと思います。 だから、コンピューターのプラグラミング変更で解決するとトヨタは見ているのです。
はじめまして
はじめまして、ポンといいます。
プリウスの回生システムも F1のカーズと同じ原理だと思ってるのですが、その認識で正しいでしょうか? 2009年のF1序盤戦のレースはカーズ搭載車はブレーキの安定性が悪く手こずっていたと聞きましたが、今回のプリウスの件とはシステムの上で関連性があるのでしょうか?。 (インディーの解説では楽しいお話を聞かせていただいてもらってました。近年はインディーレースはあまりTVで見ておりませんでしたが、もし佐藤琢磨さんの出場が実現した時はまた見てみたいと思う今日この頃です。 今年もレースがんばってください。)
>ポンさん
ポンさん、ウチのマルチーズと同じ名前なんです(笑)
なんか、親しみが湧きます。 F1のカーズにはフライホイール式という非常にユニークなシステムが存在しますが(ウイリアムズが開発中)、それ以外は基本的に回生エネルギーをバッテリーに蓄積して再利用するという意味ではプリウスと同じです。 回生(減速時などの発電)によって充電する(運動エネルギーを電気エネルギーに変換する)という意味ではプリウスと同じと考えてよいでしょう。 ただし、プリウスは可能な限り回生させるために遊星ギヤを使いF1カーズよりも複雑なコントロールを行っています。このあたりが、原理は同じでもまったく同じではありません。むしろ、インサイトやベンツのS400の方がカーズに近いといえるでしょう。 F1のカーズ搭載車がブレーキング時に不安定になったことと今回のプリウスのブレーキ問題とはあまり関係がないと思います。 ただ、カーズシステムの細かなコントロールについてはあまり情報がありません。たぶん、それはチームの機密事項だからではないでしょうか。 なので、本当のところは分かりませんが、プリウスにはF1にはないABSが付いていてさらに制御が複雑な中で起きた問題だと思います。 GAORA(インディーカーシリーズ)もみてくださいね。 ありがとう、スーパーGTも頑張ります。
無題
Even where is true?The person who sees through even if the lie is enumerated sees through at once.
It is a big mistake when thinking that it is possible to extend in the world by empty. It doesn't take notice of the coward at the people. |
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プロフィール
HN:
ヒデちゃん
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/22
職業:
レーシングドライバー&モータージャーナリスト
趣味:
健康 ゴルフ
自己紹介:
INDY500など海外のレースでも活躍し、現在もスーパーGTを戦う55歳のプロ・レーシングドライバー。
そして、自動車専門誌などに執筆するモータージャーナリスト。 さらに、浄土真宗・本願寺派 僧侶でもある。 この年齢(55歳)にして、いまだトップレベルのレーシングドライバーを保つため、自身が日ごろ行っている健康管理をスローエイジングと名づけ、その広報活動を講演などで行っている。 まだまだ進歩する55歳だ。 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員 ワールドカー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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