スーパーGT ペナルティを受けてしまいました

レース前のウォームアップ走行中に雨が降ったことで路面のコンディションが激変しました。
そして、スタート後もパラパラとあちこちで雨が降りました。
スタートから１０周ぐらいは本当に路面のコンディションが掴みづらい状況でしたね。
そんな中で１周目から多重クラッシュがあり、３回ほどドキッ！とする場面に遭遇しました。
つまり、アクシデントに巻き込まれそうになったわけです。
S字で前のクルマをパスしようとしたとき、さらにその前のガイヤルドがスピンし目の前に飛び出してきたときはフルブレーキできわどく避けられました。
また、１～２コーナーで＃19がコースアウトしたのでそのまま抜けると思っていたら、2コーナーの濡れた路面に今度はボクが足を取られちょうどコースに戻ってきた#19をヒットしそうになり慌ててフルブレーキ！
これはかなりきわどかった。
でも、ぶつからなくて良かった。
とにかく完走しなくてはと、行きたい気持ちを抑えて慎重に走りました。
それほど本当に路面コンディションが悪かったのです。

4周目あたりからタイヤのフィーリングが変化してオーバーステアーがどんどん強くなっていきました。
そんなときに1コーナーで多重クラッシュがありSCが導入、追い越し禁止となりました。
ちょうどそのタイミングで#62のレガシィがダンロップコーナーでボクを追い越して行ったのです。
そのとき当該ポストではSCのボードのみが提示され黄旗は出ていませんでした。
そのままスロー走行しながらスプーンカーブ手前の通称マッチャンコーナーに差しかかったところで#62のドライバーがさらにスロー走行してボクに前にいって欲しい行動をとりました。
後で#62のドライバーに確認したところ、ペナルティを危惧して順位を戻そうとして先に行ってもらったとのことでした。
ボク自身も彼のペナルティのことが心配だったので戻すために彼を追い越しダンロップコーナー前の順位に戻しました。
しかし、これがペナルティの対象になりました。
昨年からこの行動はペナルティ対象になっていました。それ以前は順位を戻せばOKだったのです。
でも今は、いかなる理由があっても追い越しは禁止なのです。
ボクのミスです。

ペナルティが下ったのはピットインしてドライバーチェンジ後。
ただ、それなら#62にも同じペナルティが下るはずと思い抗議したいと考えました。
それでオフィシャルと一緒にコントロールタワーにダッシュ。
でも、競技役員からとにかくピットスルーをこなせ、と言われその旨をピットに連絡しに戻ったのですが、とき遅くすでに失格の裁定が下っていたのです。

以上が、全てです。

ファンの皆さん、スポンサーさま、チームの皆さん、吉本選手、ゴメンナサイ！！！