アルファロメオの試乗会

 先日、MITOのTCTモデルの試乗会に行ってきました。（御殿場）

TCTはツインクラッチ・トランスミッションを搭載したモデルのこと。

MITOには乾式の6速ツインクラッチが搭載されています。

ツインクラッチには乾式と湿式の2種類があって、

VW（フォルクスワーゲン）は7速のDSGに乾式、6速のDSGには湿式を採用しています。

つまり、アルファロメオのTCTはVWの２種を合わせたようなメカニズムを採用しているのです。

これがなかなか出来が良かった。

さらに、アイドリングストップ機構も組み込まれていて、VWより１歩進んだ？

みたいな印象を受けました。

このアイドリングストップがとても優秀です。

停止した時、いつエンジンが止まったのか分からない。

さらに、発進するときもあっという間に始動して、ブルルンなんてほとんど震えない。

正直、国産のモノよりも優秀です。

しかも、驚いたのはFIAT アバルト プント エヴォにも試乗したのですが、

このクルマ６速のMTなんです。しかも、アイドルストップ付き。

実は、坂道でエンストしてあわててエンジン掛けようとクラッチを踏み込んだ瞬間に…

キュル！っというスターターモーターの音がして勝手にエンジンが始動しました。

つまり、MTのアイドルストップ機構って発進時のエンストもカバーしてくれるんですね。

これなら、MT初心者も安心して乗れます。

MTの方が構造がシンプルだし軽量。

間違いなくMTはエコです。

エンストさえ怖くなけりゃ、もっとMTの需要はあるように思います。

ならば、アイドルストップとMTをセットで販売すれば売れるかも。。。

と思ってしまいました。　が、どうかなぁ？