スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!
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トゥルーリの走りを見ていて、この人考えて走っているのかなぁ?
と、思ってしまいました。 最終コーナーを立ち上がると、必ず1コーナーのアウトを目指してコースを斜めに横断するんですね。 あれじゃあ、計測ラインを通過するまでに少しだけど長い距離を走ってしまう。 特に、バトンときわどい差で2位となった最終ラップも。 彼なりの持論があるのだろうね。 ボクにはわからん。 他のドライバーはみんな、最終コーナーから真っ直ぐ右端を走ってチェッカーを受けていたからね。 あれ、真っ直ぐに走っていればもしかして…ポール? まぁ、それはないかもだけど。
子供の頃、こういうセリフで時間を止めてしまう少年のドラマをNHKでやってた。
ここんとこ、時間の進み具合が速い。 GMは3月期の売り上げが2月に比べて23%UPしているらしい。 実は、GMにはハイブリッドもいくつかあって、実際にボクが乗ったことがあるのはシルバラードというピックアップトラックのアイドリングストップモデル。 他にもあるのだが、これらのハイブリッドモデルもよく売れているようだ。 売れるということは、米国民が景況感を見出したからだろうか。 それにしても、時間進行のゲインが加速している。 景気だけならまだしも、さらに歓迎できるし…。 でも、人間の心の時間も同じように加速しているんだろうな。 最近とくにそう感じます。 痛みを感じる時間も短くなるのは、果たして、どうよ?
米国では軍事技術も民間に導入してEV(電気自動車)或いはプラグインハイブリッド(家庭用電源から充電可能なハイブリッド車)の開発が本格化しつつあるようです。
日本のエナックスという企業は、すでに薄型のリチウムイオン電池で高度な技術を持っていて、自動車関連の企業から引く手あまたのようです。 ボクが生きているうちに内燃機関はなくなってしまうのでしょうか? それはちょっと悲しいのですが…。 プリウスが発電用と駆動用のモーターを2つ搭載して遊星ギヤでエンジンとそれぞれを分離駆動させているのは、このシステムだと将来プラグインハイブリッドに移行させるのがスムーズだからです。 つまり、世の中の流れはEVへと突き進んでいるのです。 しかし、そのためにはリチュウムイオン電池の安全性の確立が急務です。 携帯の電池が爆発したのを覚えているでしょう。 現在は、安全性のために様々なプロテクト技術が必要で、結果高価になるのです。 しかし、ここに来て日清紡が燃料電池スタックに使われる白金の代替となる触媒、カーボンアロイ触媒の実用化生産に踏み切るというニュースが聞こえてきました。 これは凄いことなんです。 白金って、地球上にはオリンピックプール2杯分しか存在しないそうで、しかも年産180トン。 1台の燃料電池車に必要な白金は50g前後。 計算の苦手なボクにもぜんぜん足りないことが分かります。 いちおう、自動車業界では2015年までにこの燃料電池車の実用化の可能性について決着をつけることになっています。 ボクは個人的にこの白金の問題があったので、これまで悲観的でした。 しかし、この日清紡の開発で燃料電池車が大きく前進することは間違いありません。 値段は白金の6分の1以下。しかも、大量生産が可能。 家庭用燃料電池も含めて、新しい波が生まれそうです。 EVか燃料電池か水素内燃機関か、いやいや自動車の未来は面白いです。
富士スピードウェイで先行試乗会があり乗ってきました、新型プリウス。
今までのイメージを一新してスポーティなデザインです、外も中も。それがちょっと残念…普通の進化過ぎて。 ボディはオーリスがベースです、モーターを小型化して回転数を約2倍の13500rpmまで上げています。 オーリスのボディを使えばベースとなるプラットフォームは量産型なのでコストダウンします。 モーターを小型化すれば、今後出てくるヴィッツHVとも共用できるのでコストダウンになります。 うまいよなぁ、コストを徹底的に下げる努力をして205万円はインサイト封じです。 インサイトではLSにしか横滑り防止装置の標準装備はないのですが、プリウスは全車標準。 それを考えると価格差はとても小さい。 オーリスベースなのでとても静かでボディがしっかりとしています。 一応、量産前のプロトタイプです。 ショートサーキットも走りました。 ハンドリングの軽快さはインサイトにかないませんが、ボディ剛性が高いので攻め甲斐があります。 ただ、ブレーキはペダルから足をリリースしても回生ブレーキが働き、意思とは反対の制動を行うので×。 ただ、これも発電機能なのでいたしかたなし。 インサイトとプリウスの勝負。 メカニズムを知れば知るほどプリウスに軍配が上がりそうですが、実燃費がどうなのかを見極めてからですね。 ハイブリッドは実燃費が良けりゃいいんですから。 |
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プロフィール
HN:
ヒデちゃん
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/22
職業:
レーシングドライバー&モータージャーナリスト
趣味:
健康 ゴルフ
自己紹介:
INDY500など海外のレースでも活躍し、現在もスーパーGTを戦う55歳のプロ・レーシングドライバー。
そして、自動車専門誌などに執筆するモータージャーナリスト。 さらに、浄土真宗・本願寺派 僧侶でもある。 この年齢(55歳)にして、いまだトップレベルのレーシングドライバーを保つため、自身が日ごろ行っている健康管理をスローエイジングと名づけ、その広報活動を講演などで行っている。 まだまだ進歩する55歳だ。 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員 ワールドカー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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