スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!
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応援ありがとうございました。
目標だった完走をすることができ、クラス4位を獲得しました!(総合60位/198台中) 左から、山内選手、ピーター選手、私、オーエン選手。 そういえば、きちんとチームの紹介をしていなかったのでここでします。 チームはワールドカー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)によるチャレンジで欧州レクサスとのジョイントチャレンジのチーム。 即席チームのように見えますが、実は昨年の8月からVLNというニュルの4時間耐久レースに出場を重ねてこの24時間に備えてきました。 マシンはレクサスISFでエントリークラスは今回クラス優勝したレクサスLFAと同じSP8というクラス。 このクラスには他にアストンマーチンなどが居ます。ラップタイムが10分を切るわりと速いクラスなのです。 エンジン&トランスミッションは完全なノーマル。つまりパドルシフトの8速ATを使用します。 ただし8速はレギュレーションで使用禁止なので8速ギヤを殺して7速にしています。 他に軽量化やレースカーに必須の安全装備などが組み込まれています。 タイヤはもちろんスリックタイヤ(ヨコハマ)です。 ドライバーラインナップは、 まずピーター・ライオンさん(オーストラリア)。彼は日本在住の世界的モータージャーナリストでレース大好き。しかも速い! 今回はニュルのために猛特訓。 次に、ゲーム界のカリスマ、グランツーリスモの山内一典さん。彼のおかげで我々は開発中のGT5でバーチャル練習を重ねることができました。今秋ごろデビューの予定と聞いていますが、コレほんとに実戦に役立ちます。彼のベストラップはボクの2秒落ち。凄いでしょ! そして、オーエン・ミルデンホールさん(英国)はオートエクスプレス誌(英国)の契約テストドライバーで1997年のフォーミュラーフォード(英国)チャンピオン。24時間レースの経験も豊富で、安定性の高い素晴らしいドライバーです。 さて、スタート前ですが凄い人ですね。 しかし、このあとコース上も人とマシンで埋め尽くされます。 実はスタート前、昨日の予選で発生したトラブルが再発しギリギリまでヒヤヒヤしました。 スタートは山内選手。無事ゴー!! なんといっても1周約25kmもありますから、7周でガソリンがなくなります。要する時間は約70分。 で、ガソリンは各ピットガレージ間にあるこの給油装置を各チームみんなでシェアして使います。 ハイ、普通のガソリンスタンドにあるものと同じです。 混んでいると順番を待たなくてはならないときもあります。 なんせ1ピットを7台ぐらいでシェアして使いますから。日本じゃ考えられません。 そしてボクに交替。 しかし、このときやはり燃料系のトラブルが発覚し修理のため約30分間ピットに停まります。 その後、オーエン選手、ピーター選手という順番を繰り返します。 夜はボクとオーエン選手が1回多く走りました。これは経験を優先したチームの戦略です。 今回のベストラップはボクが日曜日の最後のスティント(5回目乗車)で記録した9分46秒3だったのですが、個人的にはこの夜のセッションで記録した9分57秒というタイム、そして安定してラップタイムを刻むことができたことがとても嬉しかったです。 日ごろ行っているトレーニングの成果です。 1回目の交替時に発覚したトラブルを除いて、夜が明けるまで驚くほど順調でした。 しかし、日曜日の朝を過ぎフロントのチンスポイラーが脱落するというトラブルが発生。 スペアのバンパーやスポイラーに交換、そのためにロスをします。 しかし、これくらいあって当然でしょう。 箱根の方が全然路面はきれいだし、アップダウンを含めて信じられないぐらい過酷なコースなんです。 ブレーキパッドやブレーキローターも交換します。 意外なところの消耗が発覚したりもしました。 例えばエキゾーストをマウントしているゴムブッシュ。コレが熱で消耗しました。 そこで、時間を算出して次にそのトラブルが出る前に交換します。 臨機応変な対応能力が必要なのです。 そして、チームが落ち着いてきちんと処理してくれます。 ボクの5回目となった最後のスティントは日曜日のお昼ごろ。 マシンはATのトランスミッションなのにまったく問題なく機能し、そしてエンジンもまるでタレていません。 ここでベストラップを記録したのですが、予想以上にポテンシャルの高いクルマであることを実感しました。 だってね、同じクラス(SP8)にはアストンマーチンが居るのですよ。 しかもLFAも同じクラスなんです。 その中でクラス4位は悪くないでしょ。 2位になったデビューしたばかりのアストンマーチン・ラピードのベストラップは9分56秒でボクらより遅いんです。 そして最後はオーエン選手のドライブで感動のフィナーレ! 最後は国旗など、いろんな旗をなびかせて走っています。 みんなちゃんと用意してあって、ピット側のフェンスはチームの人たちで一杯! もちろん登ってはいけないのですが、誰もオフィシャルの制止など聞きません。 素晴らしい結果が残せました。 そしてレースをみんな楽しみました。 忘れることのできないレースをしました。 応援してくださった皆さんありがとうございます。 そしてチームの皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。 PR
明けて金曜日、今日は2回目の予選があります。
雨の予想を裏切ってドライです。曇ってはいるのですが…。 それで、いちおうチェックをかねて走ることになりました。 まず、オーエン選手が先に走ります。 ボクは、その後走るのですが、 スタビリティーコントロール系(VDIM)の変更チェックのため レインタイヤを履いて走ることになっていました。 なっていました。そう、走れなかったのです。 出番を待つボクのヘルメット。 燃料系のトラブルが発生し1周も走れなかったのです。 残念。 ただし、この時点で発生したことは運が良かった、と思いましょう。 レース中に発生したらリタイヤですからね。 これは、オールドコースからGPコースに戻ってきた、いわゆる最終コーナーです。 エヘ! そう! 今日もGT5で練習しました。 この最終コーナーはGT5にしかありません。 しかし、実物そっくりです。 いよいよ明日は決勝。 ドライになりそうですが、まだドライでは走っていません。 気になるところですが、頑張ります。 結果的に予選はドライ路面の今日走っていないので174位(#72)になってしまいました。 参加台数は198台だそうです。200台は超えてはいませんでした。 でも、多いことにあまり変わりはありません。 では、おやすみなさい。
今日(木)は朝から練習走行。しかし雨です。そして、とても寒いのです。
ボクがスタートで1周だけ走ったけれども、オールドコースはやはりよく滑ります。 もっと攻めたいのだけれど、ここはそれが命取りになるので抑えて走りました。 こういうときって、ドライバーはフラストレーションが溜まります。 そして、夜7:30~11:30までが1回目の予選で、各ドライバーは2周走らなくてはなりません。 ボクは2番目に乗り、結果そのときのタイムが今日のベストタイムで総合88位です。 出場台数は軽く200台をオーバーしているので、真ん中よりは上ということですね。 もちろん雨&霧でしたが、ボクが走ったときはコンディションが良くなっていました。 でも凄いトラフィックでクリアラップは1周もとれませんでした。 そして夜の10:30過ぎに霧のため視界が悪くなったことで赤旗中断、そのまま終わってしまいました。 日本も冷えているようですが、こっちはかなり寒いです。 明日も予選(2回目)がありますが雨のようです。 雨だと走る意味がないので(決勝は晴の予報なので)、走行はしないかも?
ニュルに入って、着々と準備が進んでいます。
10日の夜にフランクフルトに到着。 韓国のインチョン空港経由。 時間はかかったけれども食事が美味しかった!! フランクフルト空港からは今回はレンタカーを借りて1人でニュルに入りました。 国際免許、ちゃんと取ってきたので今度は大丈夫。 実は、本当はドイツでは国際免許証は必要ありません。 ドイツはジュネーブ条約に加盟していないんです。 つまり日本の免許証でOKなんですが、日本の免許証はドイツの人には読めません。 特に生年月日が西暦じゃないでしょ。アレじゃ分からないわけです。 つまり、免許証の公式な翻訳文が必要なわけで、それが国際免許証になるのです。 で、オペルのアストラワゴンを飛ばしてニュルへの約2時間。 ちょうど帰宅時間ということもあり交通量も多かった。 そして、恐ろしく皆さん飛ばしています。 平均160km/hって感じです。もちろん、制限速度がある所は守ります。 アウディの高級車なんかはほとんど200km/h以上で流していますね。 ここを走ると、日本人の運転がいかにダメダメかよく分かります。 この写真は受付を済ませたところ。 ニュル24のメダル(参加賞)をいただきました。 そして、こちらはニュルブルクのお城。 お昼は、ホテルのフィットネスセンターでトレーニング。 有酸素運動を35分(スノトレマシン)。 しっかり汗をかきました。 さらに、夕方はプレステで練習走行。 これ、GT5です。(ナイショ) しかも、GPコースと北コースが合体した24時間用コースのレイアウトが入っています。 スバラシイ!! てなわけで、明日はいよいよ予選(ナイトセクション)。 しかし、とても寒く霧雨が降っています。 気をつけて頑張ります。
ニユルブルクリンク24時間耐久レースに行ってきます〓
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プロフィール
HN:
ヒデちゃん
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/22
職業:
レーシングドライバー&モータージャーナリスト
趣味:
健康 ゴルフ
自己紹介:
INDY500など海外のレースでも活躍し、現在もスーパーGTを戦う55歳のプロ・レーシングドライバー。
そして、自動車専門誌などに執筆するモータージャーナリスト。 さらに、浄土真宗・本願寺派 僧侶でもある。 この年齢(55歳)にして、いまだトップレベルのレーシングドライバーを保つため、自身が日ごろ行っている健康管理をスローエイジングと名づけ、その広報活動を講演などで行っている。 まだまだ進歩する55歳だ。 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員 ワールドカー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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