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スローエイジングでお浄土までぶっ飛ばせ!!
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米国では軍事技術も民間に導入してEV(電気自動車)或いはプラグインハイブリッド(家庭用電源から充電可能なハイブリッド車)の開発が本格化しつつあるようです。
日本のエナックスという企業は、すでに薄型のリチウムイオン電池で高度な技術を持っていて、自動車関連の企業から引く手あまたのようです。

ボクが生きているうちに内燃機関はなくなってしまうのでしょうか?
それはちょっと悲しいのですが…。

プリウスが発電用と駆動用のモーターを2つ搭載して遊星ギヤでエンジンとそれぞれを分離駆動させているのは、このシステムだと将来プラグインハイブリッドに移行させるのがスムーズだからです。
つまり、世の中の流れはEVへと突き進んでいるのです。
しかし、そのためにはリチュウムイオン電池の安全性の確立が急務です。
携帯の電池が爆発したのを覚えているでしょう。
現在は、安全性のために様々なプロテクト技術が必要で、結果高価になるのです。

しかし、ここに来て日清紡が燃料電池スタックに使われる白金の代替となる触媒、カーボンアロイ触媒の実用化生産に踏み切るというニュースが聞こえてきました。
これは凄いことなんです。
白金って、地球上にはオリンピックプール2杯分しか存在しないそうで、しかも年産180トン。
1台の燃料電池車に必要な白金は50g前後。
計算の苦手なボクにもぜんぜん足りないことが分かります。

いちおう、自動車業界では2015年までにこの燃料電池車の実用化の可能性について決着をつけることになっています。
ボクは個人的にこの白金の問題があったので、これまで悲観的でした。
しかし、この日清紡の開発で燃料電池車が大きく前進することは間違いありません。
値段は白金の6分の1以下。しかも、大量生産が可能。
家庭用燃料電池も含めて、新しい波が生まれそうです。

EVか燃料電池か水素内燃機関か、いやいや自動車の未来は面白いです。

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プロフィール
HN:
ヒデちゃん
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/12/22
職業:
レーシングドライバー&モータージャーナリスト
趣味:
健康 ゴルフ
自己紹介:
INDY500など海外のレースでも活躍し、現在もスーパーGTを戦う55歳のプロ・レーシングドライバー。
そして、自動車専門誌などに執筆するモータージャーナリスト。
さらに、浄土真宗・本願寺派 僧侶でもある。
この年齢(55歳)にして、いまだトップレベルのレーシングドライバーを保つため、自身が日ごろ行っている健康管理をスローエイジングと名づけ、その広報活動を講演などで行っている。
まだまだ進歩する55歳だ。

日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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